サーフィンアドバイス

波待ち・ドルフィンスルー

波待ち
結構、ショートボードだと大変なんですよね!でもコツを掴めばチョー簡単です。技術とか才能とか関係なくて「慣れ」なんですよね。できない人は、みんなが沖で涼しい顔してボードに座ってられるのが不思議でしょうがないかと思いますがホント慣れなんですよ。できないからって練習しないでいつまでもボードに寝てちゃぁダメです!自転車に乗れるくらいの運動神経とバランス感覚があれば誰でもできます。てか、海で波待ちばっかやれば2~3時間である程度はできちゃうと思いますよ。でもできるだけ短い時間でマスターできるように少しアドアイスをします。

1:座る位置が大事
初心者で多いのがテール側に座りすぎで、ノーズがミョーに浮き上がっている人が多いです。それだと一応座ることができても波が来ても素早い方向転換ができません。それと見た目もちょっとイケてないですよね・・・。座る位置はボードの真ん中より少し後ろに乗りましょう!

2:足は常に動かす
上級者がなにげなく腕組みなんかして沖を見ている様子を見たことがあると思いますが水面下では足を結構動かしてたりするんですよ。でも慣れれば足を動かさなくてもバランスはとれますがね!まず初心者は足も使ってバランスをとるようにしましょう。動かし方は両足で円を書くようにクルクルと動かします。そうするとバランスがとりやすいですよ。

3:腰でバランスをとる
上半身で無理にバランスをとろうとしてもなかなか上手くいきません。バランスを崩しそうになったら腰を前後左右に動かしてバランスをとるように意識しましょう。

4:手を置く位置
ボードをもつ手ですがノーズよりになりすぎると体勢が前傾姿勢(もしくは猫背)になり、バランスが悪くなります。そしてバランスが悪くなると力が入りサーフボードのレールをおもっきり握ってしまいコケる原因になります。手はできるだげ自分の近くに置き上体を真っすぐにし遠くを見るように心がけてください。

上記のこと意識してやってみるとだいぶ変わると思いますよ!ガンバってください。

ドルフィンスルー
サーフィンをやっていく上で必要不可欠なのがドルフィンスルー!簡単に説明すると波の大きい時、アウトに出て行くための手段。波の下を潜り波に押し戻されないようにする技。ロングはローリングと言います。これがまたチョー難関なとこなんですがね・・・。できればわけない技なんですが、マスターするにはかなりの努力が必要だと思います。結構、苦手な人も多いと思います。実戦でやるが1番ですがとりあえず説明だけでもしておきます。

1:タイミングを見極める
人それぞれのタイミングがあると思うので実際にどれぐらいの距離で潜ればいいの?て言われると困っちゃうんですがね。波の大きい小さいで波のスピードも違うしパワーも違いますしね。これは人それぞれのタイミングがあると思いますので何度もトライして自分にとってベストなタイミングを見つけてください。潜るに早いとまだ波が通過してないうちに浮き上がってしまい押し戻されるし、潜るのが遅いと波を食らってしまい押し戻されます。何回もやっているうちにタイミングは見えてきますよ

2:ノーズを沈める準備に入る(ノーズ側のレールを掴む)
波とのタイミングをはかりノーズから沈めるためにレールを掴みます。この時、テイクオフの時よりノーズ寄りを掴んでください。その方が浮力が少なくなるので楽に沈めることができます。これも何センチとか別にないので自分のやりやすい場所でOKです。

パドリングで加速しておくこと

3:ノースが沈みだしたら足を引き付ける
ノーズが沈みだしたら腰を浮かし足を引き付け膝でボードを押さえ蹴り込む方のつま先をテールにかけます。デッキパットがある人はキックの部分(盛り上がっている)につま先をかけます。蹴り込む足はどちらでもやりやすい方でOKです。足を引き付ける際、ボードの中心に足を引き付けましょう!ずれるとバランスが崩れ失敗の原因になります。


4:このままお尻まで沈む
3:の体勢のままお尻まで沈みます。注意点は頭や背中よりお尻が高い位置にあるようにしてください。


5:テールを一気に蹴り込む
お尻まで沈んだらテールを蹴り込みます。この時できるだけ深くテールを押し込むために反対の足は上へ上げます。この時足を上げる方に意識しすぎないでテールをしっかり深く蹴り込むことに意識を持っていってください。


6:テールを押し込んだらそのまま待機
テールを押し込んだ体勢の時に波が自分の上を通過するくらいのタイミングがベストです。この体勢のまま波が通り過ぎるのを待ちます。注意点はいつまでも腕を突っ張ったままにしておくと体を押し上げられるので腕の力を抜きボードを胸に引き付けるようにします。この時、ボードは斜め上方向に浮き上がろうとしているので力を抜いていれ勝手にボードは胸によってきます。


7:ノーズから浮き上がる
ボードは斜めに浮き上がろうとするのでそのままボードにつかまって体も一緒に引っ張りあげてもらう感じで浮き上がります。


※ひと言
ドルフィンスルーはウネリをスルーする時よりスープをスルーする方が深く潜る必要があります。ウネリの場合は適当にやってもそれほど押し戻されることはありません。極端な話、だた手だけでボード沈めても頭を突っ込むだけでも抜けてく場合もあります。(タイミングを間違えるとやっつけられる場合がありますけど・・・。)しかし、スープの場合はきっちり潜らないと少しでもスープに触れると戻されます。小さい波でもできる限りドルフィンして沖にでていくように練習しましょう!ドルフィンはやらないと上達しません!始めは大変だけど逃げないでやっていきましょうね